症状の無い方にあれこれ検査を行うのが健康診断・”少しの安心と新たな不安を生むのが健康診断” と評されることもあります。当クリニックでは、個々に相応しい適正な検査を選定し無理無駄の無い健康診断を行うこと、検査の結果を正しく理解していただきその後に役立てていただくことを大切にしています。
宇都宮市から委託を受けて実施する宇都宮市個別検診、事業主が従業員に対して実施する法定健康診断、さらに当クリニックの特徴を活かしたオリジナル健康診断を承ります。すべて予約制です。まずはお電話ください。
宇都宮市が各医療機関に実施を委託し行えわれている検診が個別検診です。
集団検診では、市が指定した場所と日時に各自が出向いて検診を受けることになります。個別検診では各自が選んだ医療機関で検診を受けることができます。
事業主の責任の下で1年以内ごとに1回、定期的に実施されるべき健康診断です。検診の項目は労働安全衛生法によって定められています。
※40歳未満(35歳を除く)では血液検査を省略可
生活習慣病を中心に健康状態を概ね把握するための基本検診に加えて、標的をより明確にしたオプション検診をご用意しております。事前に来院していただければ、病歴・検査歴や不安に感じておられることなどをお聞きして、個々に相応しい検査項目を助言します。
身体計測 | 体重・身長・腹囲・血圧・脈拍を測定する。 |
胸部X線検査 | 胸部正面の単純写真 |
心電図 | 安静時12誘導の心電図検査 |
尿定性検査 | 尿中の糖・蛋白・潜血を調べる検査 |
詳しい血液検査 | 多数の項目について血液検査を行い健康状態を評価します。 主な項目は、血球数・肝機能・腎機能・電解質・糖代謝・脂質代謝・甲状腺機能など |
胃癌危険度評価 (ABC検診) | 血液検査でピロリ菌血清抗体と胃粘膜で作られるペプシノーゲンというたんぱく質を測定し、ピロリ菌感染の有無とピロリ菌による慢性胃炎の程度を調べます。 ピロリ菌に感染したことのない胃にがんが生じることは極めて稀です。 ピロリ菌に感染していることが判れば、除菌作業を行い胃癌発生の危険度を軽減することができます。 それにより、胃癌発生の危険度が判り、その後の適切な胃がん検診の方法を個人個人に助言することができます。 |
上部消化管内視鏡検査 (通称:胃カメラ) | 内視鏡検査は胃癌を診断する最も正確な検査です。 高画質スコープを口から挿入する精密検査か、細経スコープを鼻から挿入する検査を選択することができます。 |
便潜血検査 (二日法) | 便中の血液成分(ヒトヘモグロビン)を検出する検査 検査のターゲットはある程度進行した大腸癌でであり、出血することが少ない早期癌やポリープの多くは陰性となります。 癌など重大な病変が無くてもしばしば陽性となる検査です。 陽性ならば内視鏡検査で病変の有無を確かめることになります。 |
下部消化管内視鏡検査 (通称:大腸カメラ) | 内視鏡検査は大腸癌を診断する最も正確な検査です。 早期大腸癌やポリープを診断することができます。 |
腹部超音波検査 | 肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓など腹部臓器の形状を見る検査です。 |
肝炎ウィルス検査 | 血液検査でB型C型肝炎ウィルスの感染徴候を調べます。 |
PSA測定 | 血液検査で前立腺組織に含まれるPSAという物質を測定します。 PSAの異常高値が前立腺癌発見のきっかけとなります。 |
↑ ページトップへ
項目 | 料金 | 30歳 未満 |
40歳 未満 |
40歳 以上 |
法定検診 | 5500円 | ○ | ○ |
|
法定検診(心電図・血液検査省略) | 2750円 | ○ | ||
クリニック基本健診 | 8800円 | * | ●* | |
詳しい血液検査 | 4400円 | ● | ||
血液検査による胃癌危険度評価(ABC検診) | 3850円 | ●* | ||
ピロリ菌血清抗体測定 | 1650円 | ● | ||
胃カメラ | 10.000円 | ●* | ||
大腸カメラ | 14.500円 | ●* | ||
便潜血検査 | 1.100円 | ●* | ||
腹部超音波検査 | 4.500円 | ●* | ||
PSA(前立腺腫瘍マーカー)測定 | 2.200円 | |||
肝炎ウィルス血液検査(B・C型) | 3.300円 |
●:年齢に応じた推奨項目
*:セット料金 40歳未満:10,000円 / 40歳以上:30,000円
※個別検診の料金は宇都宮市の案内をご覧ください。
※「クリニック基本検診」には、”詳しい血液検査”が含まれています。
※肝炎ウィルスに感染しているかどうか認知しておられない方は、検査をお勧めします。
※PSA測定は60歳以上の方・排尿に異常を感じている方にお勧めします。
↑ ページトップへ