○:胃カメラ ●:大腸カメラ
検査時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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朝(8:30~) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
お昼前後(11:30~) | ○● | ○● | ○● | ○● | ○● | ○● |
午後遅く(16:00~) | ー | ○● | ー | ○● | ○● | ー |
※ 第2・4水曜日は休診です。
午前中の検査では、前日の夕食を早く軽めに済ませて、以後は水分(水、お茶、スポーツ飲料)のみにしていただきます。水分摂取は検査1時間前まで可。
午後遅くの検査では、軽い朝食をとっていただき、その後は検査1時間前まで水分(水・お茶・スポーツ飲料)のみにしていただきます。
ー 前処置のこと
前日就寝前に緩下剤を内服、検査当日は事前に2リットルの洗腸液(飲んで便を洗い流す薬液)をおよそ2時間かけて内服していただきます。
洗腸液内服により排便が促され、数回排便があり、腸内がきれいになります。
前処置におよそ3時間を要します。通常ご自宅で行いますが、遠方の方や不安な方は 院内で行うことも出来ます。
ー お食事のこと
お昼前後の検査では、前日の夕食を早く軽めに済ませて、以後は水分(水・お茶・スポーツ飲料)のみにしていただきます。朝から前処置を始めます。
午後遅くの検査では、前日の食事制限はありません。 当日朝は、ヨーグルト・牛乳・具のないスープ程度にしていただきます。 以後は水分(水・お茶・スポーツ飲料)のみにしていただきます。午後から前処置を始めます。
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ー 検査の苦痛を軽減するには?
担当医師が巧くスコープを操作することが何より重要です。
検査直前に、表面麻酔薬を含んだゼリーやスプレーを用いて喉に麻酔を施し咽頭反射を抑えます。
咽頭反射の少ない経鼻内視鏡(細いスコープを鼻から挿入する方法)を選択することができます。
静脈麻酔薬を用いて鎮静することができますが、麻酔薬の体への悪影響が無いとは言えません。鎮静をするなら、血圧や呼吸の変動に注意し、十分覚めてから帰宅していただくなど配慮が必要です。
ー 当院では以下の二つの方法を使い分けています。
高画質スコープを用いた経口内視鏡検査(口から挿入)
細径スコープを用いた経鼻内視鏡検査(鼻から挿入)
わずかな粘膜の変化をとらえて早期癌・微小癌を診断するなど、より精密な検査を意図するなら経口内視鏡が良いと思います。若年の方・以前の検査で相当辛い思いをされて不安な方には経鼻内視鏡がお勧めです。二つの方法それぞれに一長一短があり、時と場合で使い分けることが良いので、事前に相談させていただきます。
ー 症状・徴候から食道、胃、十二指腸の病変が疑われる時
症状、徴候の原因を探ります。内視鏡検査を行っても原因を特定できないことがしばしばですが、その場合には潰瘍やがんなど即刻治療を要する重大な病変が無いことを確認できたことになり、ご安心いただけます。
粘膜が‘赤い’‘荒れている’といった頻繁に見られる観察所見を、安易に症状と結びつけたり、投薬のきっかけにすることは適切ではありません。所見の中には無害なものも多く、粘膜に所見があっても無症状の方、綺麗な粘膜でも胃の調子が悪い方が大勢おられます。
ー 胃がんが心配な時(胃がん検診)
内視鏡は胃がんを診断する最も正確な検査です。胃がんは50歳代から増えてきます。
相当進行するまで無症状で経過するので、症状が無くても検査を受ける必要があるのです。
早期に発見すれば、胃切除手術ではなく内視鏡治療で根治が可能な場合も少なくありません。
胃粘膜の状態を知ることで胃がん発生の危険度を評価することができ、その後のがん検診の方法を個別に助言することができます。 ピロリ菌が胃がん発生に深く関わっています。胃粘膜の状態は十人十色で、その差は概ねピロリ菌感染の有無とその影響の度合いによるものです。これを内視鏡所見とピロリ菌に対する検査を行う事で判断し、胃がん発生の危険度を評価するのです。
ー 検査の苦痛を軽減するには?
担当医師が巧くスコープを操作することが何より重要です。
巷では、痛い!辛い!と評判の悪い検査ですが、実際には大部分の方が大した苦痛なく検査を終えることができます。
静脈麻酔薬を用いて鎮静することができますが、麻酔薬の体への悪影響が無いとは言えません。
鎮静をするなら、血圧や呼吸の変動に注意し、十分覚めてから帰宅して頂くなど配慮が必要です。
ー 症状・徴候から大腸の病変が疑われる時
症状・徴候の原因を探ります。内視鏡検査を行っても、便秘やお腹が張るなどの原因を特定できないことがしばしばです。
また、肛門からの出血の多くは痔が原因です。 そんな場合、内視鏡検査によって癌などすぐに治療を要する重大な病変が無いことを確認できたことになり、安心することができます。
ー 大腸がんが心配な時(大腸がん検診)
内視鏡は、大腸がんやポリープを診断する最も正確な検査です。
大腸がんは相当進行するまで無症状で経過します。
ポリープはがん化する危険のある病変ですが無症状です。だから症状が無くとも検査を受ける必要があるのです。
大腸がんは、50歳台から増えてきます。
大腸がん検診で行う便潜血反応は、ある程度進行したがんの診断を目標にしており、陽性者に内視鏡検査を行えば0.2%前後にがんが見つかります。一方、ポリープや早期がんがあってもしばしば陰性になるのが便潜血反応です。
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